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Abcas MCP Guard 技術ドキュメント

MCPの基本、Abcas MCP Guardの検出技術、検査ステータス、Free / Proの機能差をまとめています。

Patent Pending since Jan 202647,400+ public Registry entries11,627 V795 local reviews540 V795 signal values

関連ガイド

接続前の判断、スキャン製品との違い、導入相談に関するページです。

MCPの危険性

MCP サーバーは「読み取り専用」と記載されていても、実装側で権限が拡張されている場合があります。

実運用では、Prompt Injection、Rug Pull(更新後の挙動改変)、SSRF などが混在し、キーワード一致だけでは見抜けません。

Abcas は「登録時の検証」「公開Registryの継続更新」「運用中の変化検知」を分離せず、継続監視で扱います。

実際に多い攻撃シナリオ

PleaseFix Attack(ゼロクリック実行)

説明文では安全でも、実装側で自動実行が仕込まれているケースを宣言+コードの差分で検出します。

Rug Pull(更新後の事後改変)

登録時に安全だったサーバーが更新で危険化した場合、差分検知と再スキャンで検出します。

SSRF(内部ネットワーク侵入)

内部IP・localhost向けアクセスを静的/実行時ポリシーで検出し、危険呼び出しを遮断します。

Abcas MCP Guard の検出技術

19 攻撃パターンを 179 canonical検査項目と 540 種類の V795 source-first signal値で監視します。判定は宣言・コード・実行時の 3 レイヤーを組み合わせます。

3レイヤー検出

  • Layer 1(宣言): Tool schema、権限、説明文の矛盾を確認
  • Layer 2(コード): AST / keyword / provenance 解析で危険操作を抽出
  • Layer 3(実行時): 対応するローカルstdio設定で、上流起動後の特定済みツール呼び出しをLocal Agentが拒否

179 canonical検査項目のカテゴリ内訳

検査カテゴリ項目数目的
Operation Tags35危険操作の即時タグ付け
AST / Static29実装コードからの危険挙動抽出
Keyword / Heuristic22攻撃キーワードと異常パターン
Provenance / Trust24提供元の信頼性と衝突検知
Schema / Permission26宣言権限と引数設計の検証
Runtime Proxy Policy19特定済みツール呼び出しの拒否判定
Drift / History24更新差分・再評価の追跡

19 攻撃パターン × 179 canonical checks + 540 V795 signals

19 threat family と 179 seed check をtaxonomyとして管理し、V795 production profileでは 540 種類のsource-first signal値を集計します。

攻撃パターン検出レイヤー主な検査観点
Tool Poisoning宣言 + Provenance出自、署名、提供元整合
Tool Name Collision宣言 + DB照合同名衝突、乗っ取り候補
Prompt Injection宣言 + 実行時危険プロンプト、越権要求
Supply ChainProvenance + 依存解析パッケージ出自、既知脆弱性
Argument InjectionSchema + 実行時コマンド連結、危険引数
Path Traversal宣言 + 実行時../・絶対パス逸脱
Shell RCEAST + 実行時exec/eval/subprocess 系
Function Hijacking宣言 + 実行時TOCTOU、呼び出し差し替え
Insecure Plugin Design宣言権限過剰、責務逸脱
SSRFコード + 実行時内部ネットワーク宛アクセス
MITMコード + 実行時TLS検証無効化、平文経路
Unicode Injection宣言 + キーワード不可視文字・同形異字
Data Exfiltrationコード + 実行時外部送信チェーン、転送先
OAuth Scope Abuse宣言 + コードscope 過剰要求
PleaseFix Attack宣言 + AST自動実行トリガー
Rug PullDrift + 再スキャン更新差分、挙動変化
Clawdrain実行時過剰呼び出し、コスト爆発
Indirect Theftコード + 実行時他MCP経由の窃取経路
DNS Rebindingコード + 実行時解決先切替、localhost侵入

クイックスタート

Freeの全件簡易検索からProの検査根拠、任意のローカル監視までを4段階で確認します。

Step 1

Freeで全件簡易検索

ログイン後、MCPサーバーDBで名称、配布元、分類、検査結果、同期日時を検索します。

Free

Step 2

検査結果を確認

安全、要注意、高リスク、利用禁止の利用判断と、別枠の判定不能を確認します。

Free

Step 3

Proで検査根拠を確認

検出された権限、出所確認、外部接続、更新差分を確認し、必要に応じてCSV/JSONを出力します。

Pro

Step 4

ローカル監視(任意)

Proに含まれるLocal Agentを必要な端末だけへ導入し、対応するローカルstdio設定で上流起動後の特定済みツール呼び出しを拒否します。

Pro・任意

検査結果と進行状態

検査結果の5種類と、検査が完了していないときの進行状態は別のものです。

検査結果の見方

安全・要注意・高リスク・利用禁止は、利用判断の厳しさの順に並んでいます。判定不能は危険度ではなく、検査に必要な情報が不足している状態です。

安全

検査で問題は確認されませんでした。

要注意

注意が必要な項目が確認されました。

高リスク

高リスクの動作、権限、または脆弱性が確認されました。必須の技術的制限を強制し、動作確認できた場合だけ利用できます。

利用禁止

高影響の利用禁止基準に該当しました。このサーバーを使用しないでください。

危険度とは別の状態

判定不能

検査に必要な情報が不足しているため、安全性を判定できません。

検査中の進行状態

スキャン中

検査が進行中です。

完了まで待機してください。

スキャン失敗

一時障害または入力不備により、検査が完了していません。

エラー内容を確認して再実行してください。

ローカル監視ツールの透明性

Proに含まれる任意のローカル監視ツールについて、送信する情報と送信しない情報を明示します。挙動はManifestとローカルログで監査できます。

ローカル監視ツールが行うこと

  • 60秒ごとの heartbeat(状態情報のみ)
  • MCP設定と server identity に基づく継続チェック
  • 対応するローカルstdio設定で、上流起動後の特定済みツール呼び出しを拒否

ローカル監視ツールが行わないこと

  • キーログ取得、ブラウザ履歴収集、スクリーンショット取得
  • token / password / API key の生データ送信
  • 許可外ドメインへの任意送信
  • 通信先: https://mcp-guard.abcas.jp
  • ローカル透明性ログ: ~/mcp-guard/logs/agent-traffic.log
  • ローカル監視ツールはProの任意機能です。停止 / アンインストール可能です。

Free / Pro 提供範囲

ローカル監視ツールは独立した第3プランではなく、Proに含まれる任意導入機能です。

提供項目FreePro
全サーバーの簡易検索ログイン後に利用可利用可
名称・出所・分類・公開状態・同期日時利用可利用可
検査根拠・検出された権限・外部接続含まない利用可
コピー・CSV・JSON出力含まない利用可
ドリフト監視含まない利用可
ローカル監視ツール(任意導入)含まない利用可