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MCPセキュリティ

MCPセキュリティとは?サーバー接続前の確認項目

MCPセキュリティは、AIがMCPを通じて外部ツールやデータへ接続するときに、どのサーバーを、どの権限で、どこまで使わせるかを管理するための考え方です。

通信の暗号化だけでなく、配布元、説明と実装の一致、実行方式、認証情報、外部通信、更新後の変化までが確認対象です。名前や人気だけでは、安全な接続先かどうかを判断できません。

Abcas MCP Guardは、公開されているMCPサーバーを継続的に収集・検査し、接続前の判断材料を更新し続ける公益データベースです。

最終レビュー: 2026年7月22日

主なリスク

MCPで増える攻撃面

MCPによって、AIは回答するだけでなく、ファイル操作や外部サービスの実行まで担えるようになります。便利になる一方で、サーバー、ツール、データ、認証情報、更新経路が新しい攻撃面になります。

配布元と依存関係偽装された配布元、乗っ取られたパッケージ、改ざんされた更新が、正規のサーバーとして入り込む可能性があります。
ツール説明と指示ツールの説明文や取得データに、AIの判断を変える指示が紛れ込むと、利用者が意図しない操作につながります。
過剰な権限ファイル、シェル、クラウド管理、データベースへの広い権限は、誤操作や侵害時の影響を大きくします。
認証情報APIキーやOAuthトークンが、ログ、外部接続、子プロセスなどを通じて想定外の場所へ渡るおそれがあります。
外部へのデータ送信プロンプト、ファイル、社内データが、説明されていない外部サービスへ送信される場合があります。
更新後の挙動変化導入時に問題がなくても、サーバーや依存関係の更新によって権限、接続先、ツール内容が変わることがあります。

導入前チェック

接続前に確認する6項目

安全か危険かを名前だけで決めるのではなく、確認できた事実と、まだ確認できていない範囲を分けて判断します。

配布元公式サイト、パッケージ配布元、公開リポジトリ、署名、メンテナーの関係が確認できるか。
説明と実装説明されている用途と、実際のツール、コード、依存関係、外部接続が一致しているか。
実行方式標準入出力(stdio)、HTTP、ローカルプロセス、リモートサービスのどこで動作するか。
権限と変更操作読み取り、書き込み、削除、コマンド実行、管理操作のうち、どこまで許可する必要があるか。
認証と送信先必要な認証情報、その保存場所、送信先、第三者サービスへのデータ共有範囲が明確か。
検査範囲と更新何を確認でき、何を確認できなかったか。最終検査後にサーバーや依存関係が変わっていないか。

公開データ

MCP Guardが公開している検査情報

MCP Guardは、公開中のMCPサーバー数、失敗を含む検査試行総数、検査可能MCPの制限下でのみ利用・利用禁止率、公開MCPの判定不能率、特許出願中の手法に基づく検査項目数、最終更新日時を公開しています。数字は同じ公開APIから取得し、1分ごとに更新を確認します。

公開MCPサーバー数

取得中

現在Public Registryで公開中のMCPサーバー件数

検査試行総数(失敗を含む)

取得中

実際に開始した検査試行の累計。失敗した試行も含む

制限下でのみ利用・利用禁止率

取得中

(RESTRICT + BLOCK)÷(PASS + WARN + RESTRICT + BLOCK)。判定不能は分母・分子から除外

判定不能率

取得中

NEED_REVIEW ÷(PASS + WARN + RESTRICT + BLOCK + NEED_REVIEW)。危険度とは別指標

検査項目数

取得中

特許出願中のMCP検査手法およびそれに基づく検査項目総数

最終更新

取得中

判断と運用

検査結果の読み方

一つの点数で安全を断定するのではなく、利用目的と検査根拠を照らし合わせて、許可範囲を決めます。

検査結果の見方

安全・要注意・高リスク・利用禁止は、利用判断の厳しさの順に並んでいます。判定不能は危険度ではなく、検査に必要な情報が不足している状態です。

安全

検査で問題は確認されませんでした。

要注意

注意が必要な項目が確認されました。

高リスク

高リスクの動作、権限、または脆弱性が確認されました。必須の技術的制限を強制し、動作確認できた場合だけ利用できます。

利用禁止

高影響の利用禁止基準に該当しました。このサーバーを使用しないでください。

危険度とは別の状態

判定不能

検査に必要な情報が不足しているため、安全性を判定できません。

導入後の継続確認検査結果にかかわらず、サーバーや依存関係の更新後は、ツール一覧、権限、外部接続、動作の変化を再確認します。

よくある質問

MCPセキュリティの基本

MCPセキュリティとは何ですか?

MCPを通じてAIが外部ツールやデータへ接続するときに、サーバーの出所、実行方式、権限、認証情報、外部通信、更新後の変化を確認し、許可範囲を管理する考え方です。

有名なMCPサーバーなら安全ですか?

人気や知名度だけでは安全と判断できません。配布元が本物か、説明と実装が一致するか、必要以上の権限や外部通信がないかを個別に確認する必要があります。

HTTPSやOAuthを使っていれば安全ですか?

HTTPSやOAuthは通信と認証の一部を保護しますが、過剰なツール権限、悪意のあるツール説明、依存パッケージ、想定外の外部送信、更新後の挙動までは保証しません。

検査結果が「安全」なら安全を保証できますか?

検査時点で確認できた範囲に問題が見つからなかったことを示すもので、安全を保証するものではありません。サーバーや依存関係が更新された後は、再確認が必要です。

MCP Guardの無料プランとProプランでは何が違いますか?

無料プランでは、ログイン後に全MCPサーバーの簡易情報を検索できます。Proプランでは、検査根拠、CSV・JSON出力、更新差分の確認、ローカル監視ツールを利用できます。

参考資料

公開ガイドライン

MCP Guardの検査情報に加え、MCP公式、OWASP、NSAが公開しているセキュリティ資料も確認できます。

関連ガイド

環境別・リスク別の確認項目

利用環境やリスクに応じて、標準入出力、実行時監視、Claude、Cursor、Codexなどの追加確認へ進めます。

技術ドキュメント

MCPサーバーDB

調査ブログ